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ケルベロスを呼び出して殺されかけるというショッキングな夢オチから
物語は始まる。

下校途中では、貧太くんに励まされたり情報屋にバレかけたりキリヒトくんが高笑いしたり
ご学友の顔見せをしながら帰宅。

帰宅するなりお昼ごはんも食べずに124回目の悪魔召喚実験開始!
結果・・・モグラ召喚(笑)

貧太くんに慰められながらもがっくりしつつ町へ足を向ける悪魔くん。 そこには百目が・・・。
ボーイ ミーツ 悪魔。

初悪魔に興奮気味になりつつも百目を家に連れて帰る悪魔くん。
途中情報屋に遭遇するが百目フラッシュ+百目玉で撃退。
さすが人間相手だと強いぞ百目!

自宅に帰って家族会議。
埋れ木家では悪魔とペットは同等価値なので犬小屋に住まわせる事で合意。

その夜、百目に連れられて着いた先は『普通の人間には見ることができない』見えない学校。
そこでファウスト博士に出会い、彼が一万年に一人現れるという『悪魔くん』である事を告げられる。
はじめは戸惑う悪魔くんだったが、ファウスト博士に押される形で使命を全うする事を決意。
ここで十二使徒ならぬ6使徒(ヨナルデ、幽子、家獣、鳥乙女、こうもり猫・・・と百目)を紹介され、
悪魔くんとなる為の勉強を始めるのだった。

最初はやはり気になっていた召喚を習う悪魔くん。
125回目にしてようやく悪魔メフィストを呼び出す事に成功!
大感激の悪魔くん。頭ボサボサ全身ワナワナで喜んでいます。

が、せっかく呼び出したメフィストは腰痛の為退場
その直後飛び出したのが息子のメフィスト二世!

いきなり悪魔くんを「悪がしこそうな顔」とのたまって 悪魔くんを空中に浮かび上がらせる。
「このまま八つ裂きにしてやろうか?」
どうなる悪魔くん!


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前回から引き続き宙吊り状態の悪魔くん。
いきなりの事で訳が分からなかったが、どうもこうもり猫に騙されている様子。
「おれは人に騙されやすいのが玉にキズなんだ!」
自分で言ってます。自己申告完了です。手がつけられません。

百目の乱入で何とか一時休戦。こうもり猫に真相を尋ねる事に。
悪魔くん、
「もしお前の言う事が嘘だったら死んでもらうからな!」というメフィスト二世に
「いいとも!」と元気良く合意。
誤解が解けなかったらどうするつもりだったんでしょ?

途中の門で双子の子鬼ピクシーに遭遇。悪魔くんになついて一緒にこうもり猫の根城に到着。
言及を恐れたこうもり猫逃亡!・・・あっさりと捕まり詰問される。

勿論嘘だったので、当然激怒する二世。怒りの電撃攻撃が炸裂!
とどめをさされる所を悪魔くん大先生に助けられ一件落着。

その時都合よくファウスト博士から午後の授業に戻るよう言われ、
ピクシー、メフィスト二世もついでに入学する事になる。
午後は人間の心に近づく為人間の授業を受ける。最初は算数から。
問題  25+13は?
悪魔くん以下誰も手を上げず。・・・ヨナルデも。・・・学者・・・?

その後、体育、悪魔文字(?)の授業、美術(モデル:セクシーポーズのヨナルデ)、
悪魔との契約の方法、タロットカードの使い方を学び最終試験「ケルベロス退治」を受ける悪魔くん。
そう、前回の夢が正夢となってしまったのだ。

魔法陣で十二使徒を呼び出して戦闘開始!
目潰しをしたり懸命に戦うが、決定打が打てず押され気味。
全員疲労困憊(一部戦ってないのもいるけど)なのを見て
「ぼくがやるしかない!」
悪魔くん、単独ケルベロスに挑む。
ヨナルデからケルベロスの弱点は尻尾である事を聞き、
百目+家獣の閃光で眩ませおあつらえ向きに後ろを向いたケルベロスの尻尾に飛びつく。
しかしケルベロスの尻尾は先端が蛇になっていたのだ、悪魔くん危うし!
(ヨナルデはその事を言わなかった。それ位本に載ってるだろう?!)

ここで登場メフィスト二世!
魔力「冷凍冬眠」で悪魔くんごと凍結させて一発KO!

見事ケルベロスを退治した悪魔くん。
これで晴れて真の『悪魔くん』となったのでその証としてソロモンの笛をもらい、百目以下8名と契約。
(この時ヨナルデは「ワシらでまず7人だわさ。」と言っている。
ピクシー二人を1人として数えてる模様。)
メフィスト二世は契約しなかったものの、ケルベロスに一人で戦った事が「気に入った」ので
彼の家に古くから伝わるという魔法のフロシキをプレゼント。
・・・ちゃんと「フロシキ」って言ってます。昔の小学生か!

「みんなぁ、よろしくねッ!」最後にキメる悪魔くん。
とにもかくにも悪魔くんはユートピア実現の第一歩を踏み出したのだった!


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見えない学校を無事卒業して家に帰ってきた悪魔くん。
長男がふらりといなくなるのは日常茶飯事だと言わんばかりに普通に会話している家族。おおらかな家族です。
百目もペットから格上げされたらしく、納豆まみれになりながら埋れ木家の食卓についていた。
さすが百目、取り入るのが上手い。

さて、今回の話は3つの事件が重なり合っている。

まず、考古学が趣味のキリヒトくんの父親がインドの遺跡調査から帰って来ると
様子がおかしくなっていた事。
 何しろ炊飯器に20杯のご飯バケツに15杯の水を平らげ
 あげくにものすごいいびきでキリヒト母子の睡眠を妨害
 ヤバイ病気にでもかかったようなこの変わりようにキリヒトくんは心を痛めている。
 その様子を「それはお気の毒にィ〜。」と全然気の毒がってない顔でフラッシュをたき続ける情報屋。
 まだ子供なのにマスコミ根性が骨の髄まで染み込んでます。
 これは社会の歪みの結果なのでしょうか。

次に突如世界中で虫歯が大流行した事。
 日本も一夜にして虫歯人口が激増。埋れ木家も例外ではなく、一日三度歯磨きを欠かさない
 エツ子から百目までc6位の重度の虫歯人と化していた。

最後に日本が虫歯王国となったその日、局地的な地震が群発している事。

その真相はと言えば、
1:インドで封印されていた象人がキリヒト父にとり憑き、
2:同時期に出現した歯痛殿下が世界中に歯痛菌を撒き散らし、
3:その歯痛菌で虫歯になったキリヒト父@象人が苦しんで暴れて地震を起こしていた。

・・・何だ。2つは象人のせいじゃん。

ソロモンの笛パワーで契約を交わしたメフィスト二世にインドから壷を取ってきてもらい、
象人を封印しようとしたが、象人が十二使徒の可能性がある為、先に元凶その1の歯痛殿下を倒す事に。

インドまで封印の壷を取りに行かされたメフィスト二世は「俺の役目は終わっただろ!」と言い残して
飛び去ってしまった。
仕方なく一人で歯痛殿下を探す悪魔くん。
この頃の悪魔くんはすぐに使徒を呼び出そうとはせず、単独で悪魔退治しようとしています。
しかし所詮は小学5年生。すぐにピンチに。 
危うし悪魔くん!という時にやっぱり来ましたメフィスト二世!
「見ちゃいられなかったからだ!」なんていってますが、やっぱり気になってたみたいです。

魔力「角砂糖コロリン」(そのまんま)で歯痛菌を誘導している間に歯痛殿下を誘い出す。
餌は幽子。


さっそく虫歯にしようとした歯痛殿下を幽子の照魔鏡で反射!
さすがの歯痛殿下もこれにはたまらず地下に逃げ帰った。

その時復讐の象と化した象人がやって来た。
怒り頂点で暴れまくる象人。大人しくさせる為ソロモンの笛を吹いてみると・・・反応した!
やはり十二使徒の一人だったのだ!
先に試したときは無反応だったが、それは歯痛の痛みに紛れてソロモンの笛が効かなかったから。
・・・これこれ、ツッコミは無しですよ。
これで残る使徒は後3人。十二使徒探しはまだまだ続くのだった。


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ファウスト博士から貰った大切なソロモンの笛。
悪魔くんは常に肌身はなさず風呂に持ち込む程厳重な監視体制を布いている。
そんな悪魔くんを見つめる黒い影。もとい猫。
「見てろよ、必ずおれ様がソロモンの笛を奪ってやる。ひひひッ」
ソロモンの笛さえ無ければただ働きさせられる事もないし、更にこれを使えば見えない学校のボスの座も!と夢がいっぱい希望もイッパイ。
さて、彼は一体どうやってソロモンの笛を奪うつもりなのか?!
今回は、どこかのビビビを彷彿とさせるこうもり猫の華麗なる策略を堪能しながらお読みください。

今日も徹夜で十二使徒探しの悪魔くん、ちょっとヨレヨレでグットモーニング。
そんなお疲れ気味の悪魔くんに、百目はエツ子と学校に行ったと告げるママさん。
「学校にいったああ〜〜?!!」
口から(歯磨きの)アワを飛ばして絶叫悪魔くん、即効で着替えて学校にダッシュ!
どんな惨事が待ってるかとビクつきながら教室に着くと・・・。
魔力を使ってモテモテ王国状態の百目が。勿論その後悪魔くんのお説教タイムの始まり。
「今の僕達には十二使徒を見つけるって言う大切な仕事があるだろ?
君が学校に行くのはそれからだ。いいね?」
しかし悪魔とはいえまだ子供。頭では分かっていてもやはり友達が欲しい百目。
沈み込む百目に忍び寄る怪しい影。もといこうもり。

そんな百目に「自分の魔力で十二使徒を見つけた事にすれば、ご褒美に学校に行かせてもらえる」と百目最大のウイークポイントを狙って甘い誘惑。

こうもり猫流策謀術心得その一。子供には『アメ』を使え。

ちょっと考えれば露骨にあやしいと感づくはずだが、目の前にぶら下がっている『学校』に
もはや釘付けの百目はあっさりとひっかかる。
その話を聞いた悪魔くんも最初は半信半疑の様子だったが、
タロットカードでも百目の話と一致したので目的のボラボラ島に家獣に乗って出発した。

そしてこうもり猫は引き続き作戦続行。
先にボラボラ島に行き、丁度タンカーを襲っていた化けガラスを得意の舌先三寸
化けガラスのファイテングスピリットに火をつけさせることに成功。

こうもり猫流策謀術心得その二。ヨイショして挑発。脳味噌筋肉に効果絶大。

化けガラスは人間に化けて家獣を底なし沼に誘い入れ、悪魔くんと百目を自分の巣に捕獲。
こうもり猫はどさくさに紛れてソロモンの笛を奪取する事に成功!早くも夢の実現です!
が・・・。
「ソロモンの笛は一万年に一人現れる悪魔くんにしか絶対に吹けないんだもん!」
そう、世の中そんなに甘くは無かった。おまけに騙された事を知った化けガラスに蹴り飛ばされ、
その上、死んだカラスの霊が憑いて口がカラスのくちばしに。(しかし違和感全くなし。

更に百目を騙した事、タロットカードに細工した事等過去の悪事が白日の下に曝されてしまった
こうもり猫。あっさり非を認めてソロモンの笛を返上。

こうもり猫流策謀術心得その三。形成不利なら完全降伏せよ!

なりゆきでこうなってしまったが、化けガラスの襲った船の乗組員もカラスにされているし、
このまま放ってはおけない。さあ、反撃開始だ!

船の帆を使って悪魔くん+百目+カラスをこうもり猫が運び、一気に脱出!
途中化けガラスに発見されるが沼の中で潜んでいた家獣が助太刀!
「家獣!無事だったんだね!」
一応植物ですから家獣は。

しかし化けガラスは意外と強敵で、家獣一人では苦戦の様子。
「よし、鳥には鳥だ!」と言う事で鳥乙女召喚。
魔力 ハリケーンで化けガラスを足止めしている間に家獣の窓ガラスを使って太陽光線大反射!
体中が真っ黒の化けガラスは熱を吸収して全身発火。
全身火だるまにされてさすがに反省した化けガラス。
元のカラスに戻って修行のやり直しとなった。めでたしめでたし。

そして帰り時、
「十二使徒を見つける為に君もうんッ・・・と協力するって約束してくれるなら・・・。」
「学校行ってもいいのかもん?!」
やっぱり仲間に優しい悪魔くんでした。
次の日。学校では宿題を忘れた悪魔くんと百目は廊下に立たされていた。
見物に来たメフィスト二世が一言。
「そういえば、見えない学校でもこうもり猫が廊下に立たされてるって噂だぜ。」

こうもり猫流策謀術心得その四。気をつけよう、人を呪わば穴二つ。

人偏に夢と書いて儚い、という事を身をもって体験したこうもり猫でした。
おそまつ!


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帰宅ラッシュで賑わうプラットホーム。今日もお仕事ご苦労様なサラリーマンの中にまぎれて
一人の漫画家が・・・。
「んふふ・・・・ふふふッやったぞ〜〜!!」
いきなり浮かれまくる埋れ木茂氏。それもそのはず久々の連載をもらったのだ!
足取りも軽く我が家に向かう埋れ木パパ。
と、そこにカゴを持った女の子が。
「このお酒を売らないと病気の母の薬代が無いんです・・・うっうっ・・」
と今時珍しい位の胡散臭い話を涙ながらに語る少女。
結局一本五千円もするその酒を購入する茂氏。さっそく味見を、と瓶を開けると中から煙が・・・。

午後11時、父未だ帰宅せず。十二使徒探しをしていた悪魔くんも夜食を食べに下に降りてきた・・・が。
既にメフィスト二世が勝手にご相伴に預かっていた。
「どこにも名前なんか書いてなかったぜ」屁理屈もここまでくれば立派である。
「やっぱり日本一はママさんの手作りラーメンだもん!」
と百目も自分のラーメンをすする。悪魔くんに渡すという考えは浮かびません百目
そんな食欲まみれの悪魔達に少々呆れ顔の悪魔くんに一本の電話が。
何と父が酔っ払って騒いでるらしい。
慌てて連れ戻しに行く悪魔くん。そこには電柱に登って遠吠えしている父の姿が。
ちょっと息子には見られたくない程の壊れっぷり。完璧なまでに大トラです。

次の日は朝から町がおかしかった。通行人から学校の先生まで町中の大人全員がらんちき騒ぎをしていたのである。
その中一人ご満悦な情報屋。もうどこを向いてもチャッターチャンス!なこの状況、
これが喜ばずにいられようか。
すでに町中の大人をゆすれる程のスクープ写真を撮りまくっている。

そんな中、メフィスト二世に呼ばれて連れられた所は一軒の古びた家。
そこには中国風のいでたちの老人が腹痛で苦しんでいた。どうも女の子から買った酒瓶に入っていた煙にやられたらしい。
ヨナルデ・パズトーリを呼び出し検討した結果、煙の正体が2000年前に封印された悪魔・カルマという事が分かった。
それを聞いていた老人は本当に頭から湯気を出し怒り心頭!
「くーッ、もう我慢できん!あの、小娘め!!」
そういうなり虎に変身!老人は中国の悪魔・妖虎だったのだ!
そのまま家を破壊して飛び出した!家いらないのか、自分の家!
そして「俺はもういいだろ!」とメフィスト二世はどこかに行ってしまう。
カルマはアルコール状の気体となっている。そこで悪魔くんは一案を計じた・・・。

そして妖虎vsカルマ戦に乱入する悪魔くん。カルマは分裂して悪魔くんに襲い掛かる!
あわや、という時どこからかシルクハットが飛び出してきた!
「やっぱりきてくれたんだねメフィスト二世!」
「ヘッ!あのままじゃママさんの手作りラーメンが食べられそうにないからな!」
何て言ってます。ヨッ、ニクイよこの!

しかし、カルマは細分化し、妖虎の鼻の穴から体に入ろうとしている。形成は次第に不利に。
その時地面から家獣登場!そしてカルマ達を体に吸いこみ、ツイスト ツイスト!
家獣の中には鉄の粉としめったおがくず。
悪魔くんの「一案」、つまりアルコール体のカルマを家獣の体内で燃やそうというのだ。
家獣 in 灼熱地獄。カルマは燃え尽き又眠りについた。

戦い終わって悪魔くんは妖虎と契約を結ぼうとした。
しかし妖虎は「究極の酒を飲む」という夢を叶える為、しばらく契約を猶予して欲しいと言う。
仲間に甘い悪魔くんは結局年寄りのわがままをきいてやる。
そして妖虎は旅立った。近い将来再会する事を約束して・・・。

さて、正気に戻った埋れ木家。夫婦で必死の追い上げ、超修羅場と化していた。
そんな中、「お母さん、百目とメフィストちゃんがお母さんの特製ラーメン、食べたいって。」
「あら〜!あなた達、丁度良かったわ!」

即席アシスタント4名誕生。(悪魔くん:ホワイト、エツ子:ベタ、百目&メフィスト二世:消しゴム)
修羅場時は立ってるものは子でも使う埋れ木家。

残る十二使徒はあと二人。ホワイト修正しながら頑張れ僕らの悪魔くん!


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