++ あ行 ++

 
ルキフェル
四天王の一人。無駄な露出と見事なタラコ唇がチャームポイント。早々に登場した割に出番は遅めの第27話(そして退場)。
太平洋の王というエサで三頭獣を釣って太古の霊魂を集めようとするが、運悪く百目達を追ってきた悪魔くんと遭遇、
最後は雑魚と侮っていたアゼザルの決死の攻撃により、自らの溶解液で溶かされる。
四天王は軒並片手間っぽく倒されてちょっと不憫・・・。



 
世紀末大戦版に登場。(『アイニ(Aini)』と呼ばれているがどこをどう見てもアインなので採用)
ロソンが松下一郎抹殺の為こっそり仕掛けた罠で、ビームを撒き散らしてかなり派手に登場したが、
ソロモンの笛であっさり撃沈。わずか2ページの命でした。

 
一万年に一人現れ、世界を生きとし生けるものが平和に暮らせる極楽にする事ができるという救世主、とユダヤの預言書に
記されている。元は悪魔に詳しい事から貧太がつけたあだ名だったが、ファウスト博士に出会い『悪魔くん』となった。
悪魔くんは人間には見えないものが見えたり、人間が吸うと眠ってしまう霧も平気だったりと少々特異体質らしい。



 
頭が良すぎていつもおかしな事をいっている(ように聞こえる)為友人たちにつけられたあだ名。
この世に楽園を作るという理念はファウスト博士のもので、類まれな頭脳の悪魔くんの知能を守る為見えない学校に呼び出した。



 
あまりに頭が良いので学友たちがつけたあだ名。
「東洋に一人の神童が現れ世界を一つにする」という事が一万年前から神秘学界で繰り返し予言されていたが、この「東方の神童」こそが
悪魔くん=松下一郎の事だった(千年王国版)。余談だが、性格・行動からすると松下一郎が一番『悪魔』くんっぽい。



 
山田真吾のニックネーム。ちなみにこの呼び名を言うのは友人たちだけで、メフィストファウスト博士は「真吾」と呼ぶ。
いまだかつて生まれ出なかった程のかしこい子供で、ユダヤの預言書によれば悪魔の力を利用して
この世に夢のような天国を作るとされている。



 
山田真吾のニックネーム。
実写版も山田版同様メフィストファウスト博士も「悪魔くん」とは呼ばず、情報屋一家と貧太のみがこう呼んでいる。
誰が発案なのかちょっと気になる所。ちなみにそれ以前は「シンちゃん」と呼ばれていた模様。(第2話より)
シンちゃん・・・何と可愛い事よ・・。

 
悪魔くんの愛読書その1。百目は載ってるが、レア悪魔の大口童子の事は載っていなかった。

 
悪魔くんの愛読書その2。ピクシーの事が載っているらしい。

 
第13・14話に登場した、大昔に起こった悪魔と妖怪の大戦争の協定の際に天の岩戸に封じ込められた妖怪の一人。
閻魔に命じられて悪魔くんを退治する為地上にやって来た。
こちらは壷担当で情報屋悪魔くんを壷の中に閉じ込める。特徴:出っ歯。



 
地上に現れた「黒い霧」という正体不明の化け物を調査する為派遣されたのだが、
閻魔の預り知らない所で暴走を始めていた。
既に死んでいるのでメフィストの魔力 細胞変化が効かなかったが、活動エネルギー源の
霊波を閻魔が絶ったので油すましなんじゃもんじゃと共に石化する。

 
第27話登場した通称「アゼザルのおじちゃん」。蛇に襲われていた百目を助た縁で百目ピクシーと仲良くなった。
二股に分かれた布という見るからに弱そうな武器を持つ。
元はサタン王国の悪魔だったが弱い為追放され、アインにも『臆病で魔術もロクに使えずサタン王国から追い出されたお前が、
ワシと戦おうと言うのか?』と罵られたが、実際魔力の無い蛇に手傷を負わされる程度の実力なので、反論できない。
(その蛇に食べられそうになった百目はどうなるの?という意見は黙殺)
しかし最後には根性を見せ、アインと相打ち。百目達に見守られる中満足そうに息を引き取った。


 
第17話に登場したそれを手にしたものは世界の王になれるという伝説がある正八角形の鏡。
天狗の寝所と呼ばれる洞窟内の小さなピラミッドの中に安置されていた。
世界中を旅して捜し求めていた大林寺魔州が発見。しかし手に入れても王になる所か・・・という結末だったが。
鏡の中に視鬼魅が封印されていたので、この鏡は単に視鬼魅の入れ物と思われがちだが、
魔鏡自体にも天上の光を遮る雲を払う力がある。



 
世紀末大戦版で登場。オカルト作家、毛呂山(けろやま)カエルこと蛙男が襲来してきた人工精霊と対峙した際
使用した『精霊』の象徴武器。前に曲突した丸い鏡の形をしている。
蛙男が「象徴武器」についての詳しい説明してくれなかったので、町田同様さっぱり分からなかったが、
どうも相手の『風』の魔術を吸収する力があるらしい。

 
第22話に登場したオシリス王の(元)部下。とりあえずあの服はどうだろうと思う。
登場した地点でイシスを人質にオシリスを天空船へ幽閉、更に奪ったラーの杖でミイラの魂を奪い意のままに操るとやりたい放題だった。
そのミイラがピラミッドから這い出して世界的ニュースになってしまい、悪魔くんが出動する事になった。
これはいつもの悪魔くんをおびき寄せる為の大仰な罠の他、エジプト支配、更にルキフェルに認めてもらうという一石三鳥を狙っていた
模様。だがいくら悪魔くんが来ると予測していたとはいえ、イシスを軟禁している部屋に悪魔くんを落とす等ツメの甘さを感じさせる。
最後は黄泉まで続く川に流されフェードアウト。「雉も鳴かずば撃たれまい」という言葉が浮かんでしまう。

 
第13話より登場した小豆とぎと共に天の岩戸に封じ込められた妖怪でなんじゃもんじゃの作成・操縦担当。
妖怪は魔法陣に近づく事ができないので百目を利用して魔法陣の数字を書き換えさせた。
百目のニーズに答えた優しいパパの声を見事に演じる実力派。特徴:ちょんまげ。



 
小豆とぎと黒い霧退治にやって来たのだが、恐らく対黒い霧用に連れ出した
「生気を食べる犬(どうみても犬には見えないツタの固まりに口が付いたような妖怪)」を連れて来て
放置した為東京は大変な事になる。そして偶然の結果できた魔物の固まりからなんじゃもんじゃを作成した妙な才能の持ち主。
密かにもちやらお菓子が食べたい食いしん坊さんでもある。

 
第19話に登場した東嶽大帝の命によりインドのガンジス川付近に現れた黒悪魔。
バイオリンの音色を使い子供達を悪夢の中に閉じ込めた。世界中の楽器を演奏出来るらしいが、実際に使用したのはこのバイオリンのみ。
埋れ木真吾と一対一バトル時に肉弾戦に出ず、わざわざバイオリンを使って夢魔界地獄へ落とすあたりから
アムドスキアスの楽器に対する並々ならぬこだわりがうかがい知れる。
しかし結局東嶽大帝がわざわざ場所を限定した理由は明かされないまま、パワーアップした悪魔くんソロモンの笛の前に敗れ去った。
そもそも悪魔くんはアムドスキアスの悪事を知ってやって来たのではなく、誘拐まがいで強制連行されたのであって
言ってしまえば事のついでのように倒された感があり、数ある黒悪魔の中でもかなり悲惨な扱いをされていた。

 
第26話に登場した鳥人悪魔族の王マケマケに仕える悪魔。
イースター島にやってきた鳥乙女に彼女の出生の秘密を告げ、鳥人悪魔族の元へ戻るか尋ねる。
鳥乙女母が死亡した後、鳥乙女父の眠るイースター島に埋葬したなかなかの人格者だが唯一弱点が。
それは容姿。
馬の頭に人間の体、更に腰には孔雀の羽、とどめに頭には椰子の木・・・どんなシリアスな雰囲気でも噴出しそうに。
鳥人悪魔族は全員人間に翼があるごくノーマルな容姿なのでよけいに悪目立ちしてしまう。
インスピレーションひらめきすぎな容姿だが、ちゃんと元ネタの悪魔はこんな姿だったりする。
ところで最終回で妖精界にいたけど、鳥人悪魔族守るんじゃなかったの?

 
第22話から登場したオシリスの妻。顔はツタンカーメン(♂)の黄金マスク像まんまだがそれは言ってはいけない。
アヌビスのセトに幽閉されていたが、悪魔くんに救出される。
囚われのお姫様役を演じている夫を尻目に襲い来るミイラを避けながら黄金の間でラーの石を使い、ラーの杖奪還に成功。
完全に夫より目立っているが、スフィンクスを止めるという美味しい役は夫とバトンタッチ。うーん妻の鑑。

 
第16話に登場した東嶽大帝の邪念の影響で凶暴化した(らしい)、フィンダーガットの守り神。
何故か氷をガリガリ食べまくり、そのまま人間界の領域まで突き進んでしまう。埋れ木真吾達が元に戻そうと奮闘するも、
結局正気に戻す事が出来ず、キララの持つペンダントの力で永久凍結させられた。悪魔くん、初黒星であった。
しかし、平時は何をしていたのか気になる・・・。

 
埋れ木真吾の妹。肉親故攫われる事もしばしば。
映画に行くのにヘアスタイルを変えたり新しい洋服を着たりと女の子らしい面もあるが、あの父と兄を見て育ったせいか、
「しっかり教養を身につけて金持ちと結婚する」のが夢という現実派。
しかし、メフィスト二世に恋心を抱いてからはカップラーメンをプレゼントしたりラーメンをごちそうしたりと一途な女の子に大変身。
どちらかといえばママさん似。ちなみにリコーダーが得意で音楽発表会で独奏した事もある。兄妹そろって笛が得意なのね・・・。



 
小学2年生だが、一度退学させられた過去あり。口元がちょっと特徴的。
埋れ木真吾の呼び方は「お兄さん」とアニメ版と比べて丁寧。
よく勉強してる姿で描かれているのだが、あまり出番がないのが悲しい所。

 
一万年に一人現れるという悪魔くん。玉ねぎヘアーがチャームポイント。
両親のどちらにも似てないのはもはや悪魔くんの条件の一つか。第3話より東京都東多摩付近在住と判明。
(掲示板より情報提供して頂きました!)
真面目でいつも一生懸命な水木町立第三小学校の5年生。父親の新人賞受賞パーティの時も使命の事を考えてしまう程責任感が強く、
徹夜や食事抜きで悪魔の研究をしてする頑張り屋さんである。
使徒の扱いも百目にはお兄さんっぽく諭し、メフィスト二世にはお願い口調で拝み倒す、と使い分けは完璧。
争いを好まず、とりあえずソロモンの笛で説得しようと試みたり、悪魔にとどめをさすのを止めさせたりと優しい面が目立つ。
宿題忘れて廊下に立たされたり女の子にモテる百目にちょっと僻んだりと三人の救世主の中で一番普通の少年っぽいが、
即席カイロの原理を応用したりと頭は良さそう。
色恋話はなかったが、その分十二使徒から文句なく慕われているので万事オッケー。(?)



 
幼稚園に入る頃には博士課程を1ダース程修了してしまう程の超天才児。
だが、博士課程修了云々は本人談なので本当に修了したのかは不明(多分してない)。
ミコや幽子に惚れられて両手に花状態。顔も性格も設定も話が進むにつれてだんだんアニメ版に近づいていく。
アニメ版と比べて男っぽい感じがする。(いや男だけどさ・・・。)「天才でもゆだんはきんもつということだな」と発言する等、少々自信家。
しかし、魔法をあみ出したり、催眠術をかけたりと自惚れて良い実力を持っている。
悪魔に乗り移られてデビル化した事があったが、これが本性か?という位妙にハマっていた。アニメで見たかった・・・かも。

 
本名埋れ木茂。顔色の悪い貧太を見て体の具合を心配する優しいお父さん。
デビューしたのは20年前で、当時は天才漫画家と言われていたらしい。
が、現在は売れない漫画家生活、家で頭が上がらず、晩酌も1日おきから3日おきにされるなど扱いが軽んぜられていた。
しかし漫画家生活30年目にしてとうとう新人賞を受賞する。ちなみに彼の漫画には埋れ木真吾メフィスト二世が出演。
埋れ木真吾が『ろうぜき者!』と叫んでます。(笑)直筆サインにも悪魔くんらしきイラストが・・・ああ、気になる!



 
大低漫画を執筆している。どんな漫画を描いているのか説明がないが、妖怪学をかじっているところと名前からして妖怪漫画と
思われる。アニメ版より貧乏っぽさ20%アップ。

 
本名埋れ木コハル。埋れ木家の決定権を握る人。
突如ラーメンをたかりにくる悪魔にも嫌な顔せずごちそうする懐の広い人。
料理が上手いらしく特製ラーメンはメフィスト二世の大のお気に入り。しかし子供のお弁当のおむすびには梅干しか入れなかったりする。
息子が悪魔を連れて帰ったり、いきなり行方不明になってもあまり心配してないご様子。もう慣れっこになってるんだろうなあ。



 
何だかいつも困った顔をしている。町にガイコツがウヨウヨしてもさして動じない。「宝物だいすきよ!」と鼻息が荒くなったりも。
最新版は埋れ木家があまり描かれていないのが実にもったいない。

 
第17話に登場したベルゼブブが最初から所持していた杖。柄の途中で二股に分かれ、各先端には頭の様な形をしている。
かなり不気味な形状をしているが未来を予言する力があり、探し物があればそこまでぴょんぴょん跳ねて案内してくれる。
その探索能力で魔州らをアニマムディの魔鏡まで導いた。その上跨れば空も飛べる高性能杖。
しかしユルグの狐火の魔力封鎖には何故か勝てなかった。



 
千年王国版と世紀末大戦版で登場。千年王国版によると、人間の力を加える事無く天然の力で魔法と同じ力を発揮する杖らしい。
第二使徒のふくろう女の墓の場所や「創造の書」の埋まっている場所を探し当てたりかなり重要な役どころを担っていた。
世紀末大戦版では「ヒソヒソ」と喋っていた。ちなみに両作品共最初に入手したのは蛙男だが、
どうやって手に入れたのかは一切説明されていない。気になる・・・。



 
ノストラダムス版で登場。基本的形態は松下版と同じで、繁華街に出かけたノストラダムスを探す為使用した。
それ以降全く登場しなかったので無くしたのかと思ったら、最終回で使徒の一人 アマビエがちゃんと持っていたので一安心。

 
地獄のボス。 目から閻魔の魂と言える仁王が入出室可能。
地上を騒がす黒い存在を察知し、それを退治させる為天の岩戸を開き、小豆とぎ油すましを霊波を送り復活させる。
しかし肝心の黒い存在を埋れ木真吾と思い込むいう大ポカをやらかしていた。
一万年前にメフィストと戦った事があるのでかなりの強者っぽいが、彼の力の源である集魔玉を取られると無力化してしまう。
現に吸血小人に奪われた時はシオシオになっていた。



 
一万年前に地獄に攻めこんだメフィストと戦った事がある。
魔力 細胞変化も効かない地獄の支配者に相応しい実力を持つが、黒い霧調査に向かわせた
小豆とぎらが好き勝手にしているのを傍観していたりと、管理者として少々難ありな印象が。



 
地獄のボスにしてメフィストの上司。ワイルドすぎる眉毛と髭が目印。
メフィストの会話(主に愚痴)の中でよく名前が挙がるが、姿が出たのは第19話「地獄脱出作戦」のみ。
メフィストの給料査定を行っているのはこの人らしいが、給料50円という耳を疑う超薄給を平気で実施していたりと文字通り鬼。
更にメフィストに閻魔の妻のダイヤを探させたりと結構職権乱用も多い。
しかし地獄のボスとはいえ、鬼に変装した真吾&情報屋の正体を見抜けずのうのうとマッサージさせたりとその実力に首を傾げたく事例も
あり。
上司がコレだから部下も職務怠慢気味なんだろうか・・・。

 
第31話に登場した中国の奥地に潜んでいる悪魔で、埋れ木家の玄関と同じ位の大きさというビックな顔をしている。顔と同じ位態度もでかい。
埋れ木真吾でもその存在を知らなかった程の知名度の低さだが、メフィスト二世も気絶する程の大声を出す事ができるあなどれない顔デカベビー。
得意技は名前の通りの大口で人の良心を食べる能力。
町内の人間の良心を食べまくり、東嶽大帝の信者にしてしまった。今となってはかなりヤバイ感じだ。



 
メフィスト二世に大声攻撃を仕掛けるが、反響させて倍返しされた自らの声で自爆。
「バーン」の音と共にバラバラになった。うーんシュール。
しかしメフィスト二世もその大声にやられて昏倒、双方ノックダウンしてしまう。

 
第22話より登場したエジプトの王。しかし作中の95%は天空船に幽閉されていた為、妻・イシスより圧倒的に印象が薄い。
しかし悪魔くん十二使徒による六芒星の力で救出された時、ド派手に復活。
十二使徒が全く歯が立たなかったプルトーを一撃で退け、暴走開始寸前だったスフィンクスをギリギリセーフで鎮める等おいしい所を
持っていった。
が、オシリス救出に成功したものの天空船はルキフェル奪われてしまい、視聴者の興味が速攻で天空船奪回に向いてしまう為、
事件の発端だったオシリスの事があっという間に忘却の彼方になってしまうのが悲しい。

 
情報屋を含める少々性格に難ありの子供を集め、怪しげな儀式をしていた。
正体は百目の皮をかぶった月人で、子供の負感情を源にするロケットを飛ばす為に子供を攫っていたのだった。
百目が一目見て自分の父親と決めつけたが、どうも他人だったらしい。




百目の父親で、メフィストの話し振りからするとかなり強い妖怪だったらしい。
しかし月人には適わず殺されその皮と能力を利用される。
ちなみに百目の百の目が全て付くと相手も百目になってしまう。恐ろしや。



 
劇中ではガンマー(ガンマ=眼魔?)なんてハイカラな名前で呼ばれてますが百目の事。
昔、山中のとある村の人間達の目を患わせ殺した為百目塚に封印されていたが、どういう訳か突如復活し、無差別に人間を襲っていた。
百目といえば目玉飛ばしだが技術的な面からかそれは無く、代わりに目からビームを発射して攻撃。・・・そっちの方が強い!
初めての戦闘である山田真吾とメフィストを苦しめるが、山田真吾にトドメを刺され、昇天。
実写版で記念すべき初登場妖怪だが、妖怪認識の低かった当時にしょっぱなから百目とはかなりチャレンジャーな感じ・・・。
++ か行 ++

 
エジプトの魔獣。ツタンガーメンの霊力で操られているロボット悪魔。シャレではないが、何となく蚊っぽい。
バラバラのミンチになっても復活出来る驚異の再生能力と、触れると硬化する粘液を吐くのがウリ。
しかし大元のツタンガーメンがやられてしまってはどうしようもなく、共に冥界に消える。



 
ツタンガーメン悪魔くんの頭脳(=脳みそ)を得る為に操っていたロボット悪魔。
口から体を溶かす液を発射する。カーの粘液で半身が溶けながらも呑気な会話をしている十二使徒という
シュールなシーンがあった。「半身とけちゃったよ〜〜」じゃないでしょ!

 
ファウスト博士が集めた第八使徒。バウーという名前がある。「バウー」「バィー」としか喋れないが、けっこう感情豊かで仲間思い。
皆を運ぶアッシーだが、頭の木で攻撃したり窓ガラスを使った光線反射など戦闘でもお役立ち。巨大化も可能。
皆の盾になったり、体の中に悪魔を閉じ込めて焼き殺したりと一番体を張って攻撃するので、よく最初に負傷する。



 
最新版は普通に話していた。よりアッシー率が高くなっている。人一倍おしゃれ(メフィスト二世談)。セルフ盆栽している?
ワープロ変換するとおいしそうになる(謎)



 
松下一郎ご愛用の巨獣。千年王国版では古い家の形をしており、移動の足と、秘密を知った人間の留置場の両方を兼ねていた。
泳げるが飛べません。ちなみに第六使徒。世紀末大戦版で今のパイナップルになった。
視鬼魅によれば何も食べなくても生きられる、無機物なのに命があるメシアの為に生まれた「聖獣」らしい。


 
ノストラダムス版に登場した山田真吾の十二使徒の一人。姿は千年王国松下版のハウスバージョンで泳ぐ事が可能。
バミューダ海峡で眠りについていたがソ連の輸送船の進行を妨害するためよび出された。
「うおー」「ガハハハハ」と喋り(?)は結構豪快。

 
クエレブレに仕える悪魔三人組。さりげなくテーマソング持ち。
個別の名前はないが、赤色が親分であるらしく、残りの二人から「アニキ」と呼ばれている。
クエレブレの命で悪魔くん抹殺を試みゴーレム僧魚と組むも失敗続き。
にっちもさっちもいかなくなり魔界の奥に逃亡していたが、東嶽大帝の反逆者狩りが始まり気球魔人らに捕まった所を
助けられ、白悪魔側に着く。しかし仲間になってても基本的な考えは変わってないんだろうな、この三人は。



 
常に歌ってるか踊ってるかしている。三人組単独で何かするという事はなく、
魔王子の元を作ったり最終回で埋れ木真吾に襲いかかったりと下っ端な役割がほとんどだった。

 
人間の体内に入り込み液体を酒に変えてしまう悪魔。2000年前にも騒ぎを引き起こして封印されていた。
少女に化けて大人に酒と偽って自分の分身を売り、結果町は酔っ払い天国と化し、妖虎もトイレの住人と化した。
ちなみに埋れ木父は五千円で購入。化けていた少女はフリフリエプロンドレスのロリータ系。カルマの趣味?



 
本来は人間にとり憑く悪魔だが、時代ゆえ自動車にとり憑き人間を轢きまくっていた。
埋れ木真吾の新作魔法陣で捕獲され、魔封じのビニール袋(・・・)に入れられる。
その後の処置は描かれていないが多分封印されたのだろう。アニメ版に比べて目が怖い。

 
第33話に登場したピラドクロとコンビを組んでいる悪魔界の賞金稼ぎ。
徐々になりふり構わなくなってきた東嶽大帝十二使徒に懸賞金を賭け、その中でも最高賞金額がついたメフィスト二世に狙いを定め
行動をおこした。
その際、「メフィスト二世なら俺様の相手にふさわしい」と自信家な面をみせている。
火山活動をパワーの源としている為盛んな火山活動を行った結果火山が噴火、魔界に三万年ぶりの地震を引き起こす。
その為見えない学校があわや地割れに消える危険があったが、もし本当に見えない学校が地割れに飲まれた場合、
十二使徒を全滅させるよりずっと高い報酬を貰えた様な気がする。
攻撃方法は、体内に充満させた毒ガスで獲物をじわじわ殺すというえげつない手段。
この時獲物が着火するかもという事は考えないのだろうか。
しかしよく考えると移動できないっぽいので、蜘蛛よろしく獲物がかかるまで延々待つという黒悪魔によくある戦法しか使えないのは
賞金稼ぎとしてどうだろう。
最後はメフィスト二世の捨て身の火口ダイブにより体中のガスが燃え尽きて炎上消滅。
大規模なガス爆発にならなかったのが不思議。

 
第16話に登場した南極にある氷の国フィンダーガットで守り神ウォーミィに仕えていた氷の妖精。
ウォーミィを封じる事が出来るペンダントを所有している所から氷の妖精の中でも高位の妖精と思われる。
可愛い顔をしているが、仕えているウォーミィに「止まりなさい!」と命令口調だったり、
手がつけられない程大暴れしているウォーミィを目前にして「無傷で元に戻して欲しい」と要求したりと、
さりげなくご結構な性格をしている。
突如暴れだしたウォーミィを鎮めてもらう為真夏の日本にやって来たが、着いた途端に溶け出し、
悪魔くん達に発見されるのが後少し遅ければ人知れず水溜りになる所だった。恐ろしや・・。

 
悪魔くんの友達。家族でトランプしたりと何となく優雅な印象が。
家が教会なためか彼もクリスチャンな言動が多いが、「将来いつノーベル賞をとれるか」占ってもらおうとしたり、
貧太にテストの点数で負けると「奇跡って本当にあるんですね」と神に祈ったりとけっこうな性格をしている。
頭の良い優等生で人畜無害っぽいがやはりどこか抑圧されていたのか、花火幽霊が取り付いた時は
グラサン姿で「そこんとこヨロシクゥ!」と、なかなか堂に入ったヤンキー小学生に変貌していた。
劇場版から察すると泳げないらしい。パパ似。



 
デビル化した悪魔くんが授業中笑ったのを指摘する時登場。
ときたま背景に紛れている時があるが、セリフがあるのはこの時だけ。



 
本名安部切人(貸本版)。松下一郎のクラスメートで学校でも有名な模範生。右の頬を打たれたら左の頬を差し出します。
貸本版では良い子のフリしてサタンの手先。カラスを銃殺したり松下一郎を暗殺しようとしたりやりたい放題。怖いです。
千年王国版では何と十二使徒の一人で第十二使徒。出番はほんのわずかだったが、もしかしたら貸本版の如く猟銃ぶっぱなしていたのかもしれない。



 
山田真吾の同級生でノストラダムス版に登場。顔は松下版に近い。転校してきたミカエルに一目ぼれし、
「永遠のマドンナ」と呼んだり「赤いバラはぼくの心そのものです」と薔薇の花束をプレゼントしたりと結構詩人。


聖職者。趣味は考古学の研究で海外に発掘調査に出かけるほどいれこんでいる。
インドの発掘調査の時象人が封印された壷を発見し、とり憑かれた不幸な人。
お陰でキリヒト家のエンゲル係数は跳ね上がり、安眠妨害されるはめになった。


キリヒトの母。聖職者の妻に相応しく事あるごとに祈っている。魔女になった事もあったがそれはそれ。
ちなみに魔女の道具を使うときに呪文を唱えるのだが、他の主婦たちはたどたどしかったのに彼女だけは
普通に唱えていた。普段の鍛錬が窺えます。



 
本名安部マリア。名前のみ登場。貸本版では住む所のない蛙男らに馬小屋を提供した。

 
地下の宝を増やす役目を東嶽大帝から与えられていたガハハ三人組魔火の上司にあたる悪魔。
最初に登場した格上的悪魔だったが、徹底的に部下に恵まれていなかったのでだんだん立場が無くなり、
最後は自ら悪魔くん抹殺に乗り出すが返り討ちにあい、ティタニアに封印される。
ちなみに本性は仮面の様な顔をしているが、人間に化けるとサル系の顔になる。正直部下より変化が下手だ。

 
第29話に登場。どういう経緯かは謎だが、蜘蛛から永遠の命を与えられた仙人。
しかし永遠の命を得た事により慢心し悪行三昧をした為、神に蜘蛛の姿に変えられ、地下の岩穴に封印されていた。
その封印を五千年ぶりに解き仙人の姿に戻してくれたルキフェルの要求に答え、ソロモンの笛奪取を企てる割と律儀な性格。
家獣のボディプレスだろうが、メフィスト老の魔力 絶対零度だろうが一瞬で回復する不死身の肉体に、メフィスト二世を毒々しい色の
巨大蜘蛛に変化させたり、この作品において水戸黄門の印籠と同威力のソロモンの笛ですら開放する事ができない繭に十二使徒
あっという間に閉じ込める等強力な魔力をもっており、よく考えてみると東嶽大帝より強いかもしれない。
結局さすがのメフィスト老でさえ退治は出来ず、宇宙の果てに追放するしかなかった。
しかし最後のあがきとソロモンの笛を奪い、ルキフェルへ手渡した。その後自分は宇宙の果てに追放の身となったものの、
当初の目的を果たした数少ない黒悪魔。
九千九百万の東嶽大帝の過半数よりも有能だっただけに、黒悪魔側としては非常に痛い損失だったと思われのに、ソロモンの笛ゲットで
得意満面のルキフェルに一瞥もしてもらえなかったのは不憫。
しかし、永遠の命を与えられる蜘蛛とは一体どんな存在なのか。それは考えない事にする。
余談だが、この回は魔力には距離制限があるという貴重なサンプリング例。


 
五千年前に蜘蛛の教えに従って修行した末不死身となったが、慢心により人々に害を加えるようになった為菩薩に蜘蛛の姿に変えられた上、地下百メートルの岩穴へ閉じ込められた仙人。五千年かけて岩窟を壊して脱出したと思われる。
さすがのメフィストも山田真吾を見捨てて逃げ出す程の実力の持ち主。
過去の報復に菩薩の子孫をクモに変えていたが、わざわざ学校まで作っている所が芸が細かい。
しかし、その「蜘蛛になる方法」というのが微にわたり細にわたり事細かく描写されており、「これ実行し続けたら本当に蜘蛛になるんじゃないの?」とうっかり思ってしまいそうになる。
なぜかソロモンの笛で元の仙人の姿に戻る事が出来るため、持ち主の山田真吾に狙いを定めた。
まず、妹を人質にして山田真吾に呪いをかけて蜘蛛にしてしまう。その呪いを解く方法が仙人が元の姿に戻る事、つまりソロモンの笛持って来い、と恐ろしいまでの冷徹な策略で見事元の仙人の姿に戻る事に成功した。
この知略を編み出せる知能の持ち主の上不死身の体、かつてメフィストを打ち負かした事ありという堂々たる戦歴、山田真吾に呪いをかけたりクモ仙人にしか取れないクモの巣のかたまりを吐き出したり、更に神通力で魔界へフリーパスで行ける等々、こちらも理不尽なまでの能力を備えている。同じクモ系でもサタンより数段強い気がする。
魔女とは知り合いなのか、つい「ふたりでこれから うんとわるいことしようよ」とフランクな口調で話しかけたが、実は魔女はメフィストの親戚で、逆に魔女のほうきにくくりつけられ、無限の大空へ舞い上がっていった。

 
第20話に登場した、海の支配者を狙うルキフェル配下の黒悪魔。
海難事故を起こし、噂をきいて悪魔くん達が来るのをじっと待っていたが、埋れ木一家が海水浴に行かなければ未来永劫ボート小屋の
主人となる所だった。
「噂を聞きつけて悪魔くん達が現れた」とルキフェルに得意満面に報告していたが、当の悪魔くん達は露知らずだったのがちょっと哀れ。
人間姿の時も子供が驚く濃い顔だったが、元の姿になるとその破壊力も倍増。
いわゆるマーメイドだが、全世界の人魚に対する幻想を打ち砕く個性的な顔をしている。
形成が悪くなると人質をとるなど悪の王道を行っていたが、悪魔くんが召喚したセドナに反撃され、たった一撃で倒される。
それにしても、人食い珊瑚や珊瑚人間など、珊瑚尽くしの能力を持っているが、頭の珊瑚を発射するのはどうかと・・。

 
22話初登場したルキフェル四天王の一人。服装や立ち振る舞いは他四天王と違い妙にエレガント。
三つの犬の顔に鳥の足と遺伝子の不思議を思わせる容姿だが、三つの頭で一人作戦会議が出来るのでちょっとお得な体かも。
なお、顔頭は向って左がドーベルマンタイプ、真中がパピヨン、右がヨークシャーテリアと犬愛好家が泣いて喜ぶ一粒で(しかも声も皆違う)
三度おいしい顔している。
自ら手を汚す事が嫌いなのか、巨大竜巻を発生させる事ができるが、それが逆に鳥乙女の眠っていた力を引き出され、
竜巻を跳ね返すついでのように倒される。
関係ないが、中央顔の笑い声はかなり特殊。「うわっほっほっほ!」

 
クエレブレによって魔火の姿に変えられていた善良な白悪魔。ユルグの狐火で魔力を奪われ元の姿に戻る事が出来た。
その後魔界でひっそり隠れ住み、これで一安心かと思いきや気球魔人によって囚われの身に。
しかも今度はピラドクロの胃袋の中に行く予定だった。
このピンチをメフィスト二世に助けてもらい、魔界中で最も安全な場所=見えない学校に居候する事になった。
メフィスト二世に引導を渡されそうになった時の子鼠のように震える様は哀れを誘ったが、
よく考えてみると魔火の時、黒小人としての意識はあったらしい。・・・という事は今までの悪事は全て確信犯?!

 
2万年前に地球にやって来た月からの使者。
死を目前にして不穏な空気に満ちている地球で死ぬより月で最後を遂げたいと思い、
老人の自分では力が足りないので交流のあった百目一族の力を借り、ヒネた子供たちを集め
そのマイナスエナルギーを源にしてロケットを飛ばそうとした。
結局ロケットはエネルギー不足で不時着したのだが、
あのまま月に行っていたら子供たちはどうなっていたのやら。・・・月に置き去り?



 
2万年前にやってきたが、死期がせまり月に帰る為、自分の乗って来たロケットを探す。
その為に百目を殺したり死んだ人間や妖怪を復活させ手下にしたり、更には情報屋の耳を切ったりと、
弱々しい外見からは想像もつかない凶悪っぷりを発揮していた。
こちらは子供を月に道連れさせようとは思っていなかったようだが、やはり五十歩百歩の凶悪さだ。
しかし、ロケットを探す為だけに何故あれだけ大量の妖怪を復活させたのか未だに謎。


第1話冒頭の悪魔くんの夢でゲスト出演した後、2話で本体がご登場。
地獄の門番を倒す事が悪魔くんとなる卒業試験だった。
ずいぶんヘビーな試験だと思うが、メフィスト二世の魔力冷凍冬眠で凍り漬けにされた。
かなりとばっちりな感じだ。なお、地獄の番「犬」だが、犬には見えない。

 
名前の通り、猫にこうもりの羽が生えた姿をしている第十二使徒。コウモリと猫を使役する事ができる。
最初は常に強い方につこうとしている灰色悪魔という感じで、隙あらば悪魔くんのソロモンの笛を奪おうとしたり、色々小さい悪事を働こうとして失敗していたが、悪魔くん達と共に過ごす内に精神的に成長していった。
しかし最後までこうもり猫の真髄である猫足マーク付き扇子でヨイショ!なポジションは変わらずだったのはファンとして嬉しい限り。
そんなお調子者の彼だが、子分のチビこうもりが助けを求めた時には即応じたり、幻の館の少女の肖像画を恋人フランクの墓に埋葬しようとしたりとなかなか心優しい面もある。
鳥乙女とは作中しばしば夫婦漫才を行ういいコンビで、戦闘中彼女のピンチを救った事もある。
こうもり猫もファウスト博士が集めた白悪魔の一人だが、その前は魔女ヘドラの使い魔をしていおり、その時契約に背くとゾンビエキス
飲まなくてはならない恐怖の契約を取り交わしてた。しかし、第21話でめでたく契約破棄できた。
第2話では根城を持っていたが、いつの間にか見えない学校に常駐するようになっていた。


 
容姿はアニメ版と変わらないが、唯一違うのは身長。
一時期悪魔くんの倍くらいあった。ビックなこうもり猫というのはかなり恐い。
バーゲストを挑発したり、爆弾お守りを作ったりとなかなか役に立っている。
が、シャレコウベ男爵の家でお宝を盗もうとしたりとその辺りは相変わらず。実は悪食持ちなのか、トン=フーチンの連れていた子鬼を
全員食べた。曰く「まえからおいしそうだと思ってみていた」そうな。「すげえな!」(百目)

 
第36話に登場した千年蝦蟇が更に千年生き魔力を持った黒悪魔。
邪馬台国時代に日本を支配しようとしていたが、白悪魔との戦いに敗れ奥軽井沢に封印されていた。
しかし、地上支配計画中のロソンにより密かに復活。
日本支配と自分を封印した白悪魔への復讐に燃えるゴモリーは、奥軽井沢の世界不思議博物館の美人コンパニオンに化け、
入場客を蛙人、ひいては日本を蛙人だらけにする事によって日本支配を目論んでいた。
コンパニオン姿は埋れ木父が鼻の下を伸ばす程の美女だが、正体は毒々しいひき蛙女。
しかし当の本人は「美しい私。惚れ惚れするよ」と自信マンマン。この台詞を言った瞬間視聴者全員がツッコミを入れたであろうと思われる。
だが顔はともかく実力はさすが日本支配を狙うだけありメフィスト二世サシペレレ百目、そして半分とはいえ悪魔くんまで蛙にしてしまうというかなりの強敵だった。が、最後は自らの魔力を浴び元の蝦蟇に戻ってしまった。
しかし上記の設定を見ると、松下版に登場した蛙男の親戚と関係あるのかないのか気になって仕方がない。

 
第8話に登場したガハハ三人組製作の悪魔ロボット。あの三人が作ったにしては上出来(失礼)で、
ロケットパンチを駆使して十二使徒たちを苦しめる。しかし砂の体を維持している呪文をユルグに消され、敗北。
崩れ去る直前に道連れにしようとしたりとなかなか悪役らしい最後だった。



 
地上を滅ぼす為に魔界からやってきた砂でできた魔物。「ガ〜〜ッ」が口癖。
呼び出されたばかりのメフィスト二世悪魔くんの作戦で永久凍結させられる。

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