++ さ行 ++

  
第9話から登場した第十一使徒。地元ではよくサンバで踊りあかしていた(本人談)ラテン系。
真面目で温厚な常識人だが、さりげなくキッツイ一言を言ったりする。
自慢のパイプはラーメンもすすれる高性能品だが、同時にサシペレレの弱点でもあり、これを落とすといたいけなベビーへと
弱体化してしまう。
何にでも化けられる変身能力と、自慢の脚力を生かした竜巻回転シュートが得意技。
お隣の国の鳥乙女と風属性同士でよくコンビを組む。
悪魔くんの依頼で当人に化けた事があったが、異様にハイテンションな「壊れ」埋れ木になっていた。
元はブラジルサッカーチームのエースストライカーで、悪魔くんの学校との日伯サッカー親善試合の為来日した際、
ガハハ三人組僧魚によって操られ、悪魔くんを抹殺しようとした。
しかし悪魔くん達と帰ってきた妖虎の究極の酒の力により僧魚を倒し、一件落着。
その時パイプと共鳴したソロモンの笛により、十二使徒と判明した。
それから悪魔くんと行動を共にしたのでサッカーチームのエースは一時休業していたが、最終回で再びエースストライカーへ
返り咲いた模様。


 
竜巻と変身能力は健在だが、最初は元ネタ版サシペレレに忠実に一本足になっていた。
大人の事情が発生したのか、途中から何事も無かったように二本足になっている。
親戚に目玉椰子というおっかない悪魔がいる。その際、サシペレレは椰子の実から生まれたという衝撃の事実があっさりと
書かれているが、椰子の実から生まれたということは・・・サシペレレは植物?!

  
第27話に登場。
大人しく地下に眠っていたが、『カエタの門開門で太古の霊魂ゲットウハウハ作戦』要員としてアインに呼び出される。
一瞬迷う素振りを見せるが、太平洋の王という地位に思い切り目が眩み、片棒を担ぐ事になる。
下から人間、獣、魚の圧縮サンドイッチな姿でどんな強大な技を持つのだろうと思ったら腹鼓。
脱力しそうになるが、これは太古の霊魂を呼び寄せる恐るべきものだったのだ。でもなぜ腹鼓。
背後で死闘が繰り広げられている中ひたすらポンポコやっていたが、アインは倒され、本人も埋れ木真吾の説得&ソロモンの笛
ダブル攻撃に屈服、おとがめ無しで再び地下に眠りについた。
メフィスト二世曰く「も〜、悪魔くんったらいっつも甘いんだから・・・。」同感。

  
第20話登場。グラウコスが海底に作り上げた珊瑚の森から出現、悪魔くん達を襲う。
わらわらと寄ってくるだけのように見えるが、肉食という事を忘れてはいけない。
珊瑚人間そのものには意思はないようだが、その本体の珊瑚の樹にはグラウコスが襲った人間の魂が実としてなっており、
珊瑚人間が攻撃されるとそのダメージが珊瑚の樹、ひいては魂にまで響いてしまう。
その為うかつに攻撃出来ないというピンチに陥るが、悪魔くんが呼び出したセドナに擁護され、冥界へと旅立った。

 
第17話より登場した古代中国の悪魔。あまりに鋭い予知能力の為天上の神々に恐れられ、
メシア復活の時までアニマムディの魔鏡の中に封印されていた。
攻撃を仕掛けた大林寺魔州をヨボヨボにする等敵には厳しい。
真のメシアである埋れ木真吾に黒い影の正体=東嶽大帝の事を伝える為一時的に外に出たが、
本当の自由になるのは悪魔くんが平和な楽園を築いた時らしい。それまで眠り続けるはずだったのだが、
天上の光が遮られるという一大事を前に緊急出動し、そのまま外に出続けていた。・・・あれ?



 
世紀末大戦で登場。松下一郎の十二使徒の一人。
本人によれば、老子も孔子も孟子も皆視鬼魅の弟子らしい。道家・儒家の祖の師とはこれまた思い切った発言だが、それはそれ。
あまりに鋭い予知能力を持っていた為時の皇帝に抹殺された、という事になっていた。
が、実際は日本に渡り、二千年前に世紀末を案じた神々の力により姿を鏡に変え、
救世主=松下一郎が真に復活する日まで眠りについていた。ちなみにその鏡はアニメ版のアニマムディの魔鏡と同じ姿。
いつも笑っているように見えるせいか、はたまた「〜だよ」口調のせいなのか、何だか妙に可愛らしい。

  
第24話に登場した日本の守り神ズ。
玄武、朱雀、白虎、青竜で構成され、日本の東西南北の各方角に眠り、日本古代の霊魂を守っていた。
が、古代の霊魂を狙うベリアルとハクタクに襲撃され、操られる。
正気に戻った際、十二使徒が束になっても苦戦したハクタクを瞬殺したのだから相当強いのだろうと推測できる。
そんな彼(?)らも強制覚醒されて速攻で操られたのは、寝起きはスキがあったと言うことなのだろうか・・。
操られてた時の眼光鋭い目より、正気の時の瞳孔の無いまんまる目の方が数段怖いと感じた事はどうかご内密に。

 
悪魔くんを助ける十二人(?)の善なる悪魔。
ファウスト博士によれば「悪魔の道を踏み外した、人間に近い心の持ち主」ばかりらしい。

第一使徒  メフィスト二世
第二使徒  ユルグ
第三使徒  ヨナルデ・パズトーリ
第四使徒  幽子
第五使徒  ピクシー
第六使徒  百目
第七使徒  妖虎
第八使徒  家獣
第九使徒  象人
第十使徒  鳥乙女ナスカ
第十一使徒 サシペレレ
第十二使徒 こうもり猫

ヨナルデ幽子百目家獣鳥乙女こうもり猫ファウスト博士が見出し、第1話で仲間になる。
その後、ピクシーメフィスト二世象人ユルグ妖虎サシペレレの順に仲間になる。
下僕というよりは共に戦う仲間といった感じで、全員裏切る事もなく最後まで悪魔くんを支え続けた。
それぞれ生まれた時からもっている運命数で順番が決まったらしが、ピクシーはなりゆきで仲間になったように見えたが・・・
これも運命?



 
ファウスト博士が集めた「神に近い存在の方々」。悪魔くんを合わせて十二人、ということを言っていたが、
後にアニメ版と同じメンバーに。
最初は鳥乙女妖虎ピクシーはおらず、代わりに丸いのや壁画みたいなのや鬼みたいな「誰?」というような悪魔がいた。
(説明は全くなし)
最初読んだ時パニックに陥ったが、途中で突然アニメ版と同じになったので一安心。しかしあの悪魔たちは一体・・・?



 
曰く「上品な召し使い」。貸本版では十二使徒という表現はされておらず、使徒も3人のみ。
蛙男
ヤモリビト(佐藤)
悪魔(ロソン)   (以上、貸本版)

千年王国版で十二使徒が勢揃いし、「第〜使徒」という言い方をしている。
第一使徒  蛙男
第二使徒  ふくろう女
第三使徒  ヤモリビト(佐藤)
第四使徒  占い杖
第五使徒  悪魔(ベルゼブブ)
第六使徒  家獣
第七使徒  別荘管理人・夫
第八使徒  別荘管理人・妻(お花)
第九使徒  駐在
第十使徒  幽霊
第十一使徒 松下父
第十二使徒 キリヒト  (以上、千年王国版)

別荘の管理人やら駐在さんやらが混じっているが、
なんでこんな連中が?と思ってはいけない。
「人間を 力でさべつするのはどうかと思うな・・・・・・・・・人間はみんなおなじ生き物だよ」と松下も言ってます。
このセリフ読んだ時は目からウロコが出た。

世紀末大戦版では7人まで集まり、メンバーも半数が入れ替わっている。使徒の番号は付いていない。
蛙男
悪魔(ロソン)
占い杖
家獣
町田
視鬼魅
灰怒羅   (以上、世紀末大戦版)
なお、佐藤は作中の十年前に病死し、松下父は後に影で協力してくれる事を約束してくれるが、
明確に使徒という表記がなかったので、使徒とカウントしなかった。
それにしても蛙男、占い杖ロソン家獣視鬼魅灰怒羅と松下版で最も即戦力なラインナップだが、
一人100%一般市民の町田がいるのが何とも。
力で差別してはいけない、いけないのだが・・・。



 
ノストラダムス版で登場。ノストラダムス版では十二使徒の番号は表記されていない。

メフィスト
蛙男
家獣
アマビエ
桂男
百目
つらら女
夜雀
鉄鼠
そろばんぼうず
雷獣
倉ぼっこ
ダニエル   (以上、ノストラダムス版)
百目家獣メフィストはともかく、蛙男が何事もなかったかのように十二使徒になっている上、
残りの妖怪は初お目見えの妖怪ばかり。
そもそもなぜ妖怪ばかりを選んだのか?謎が謎を呼ぶ人選だ。
※ 上の一覧だと一人数が多いですが、十二使徒として確定しているのがアマビエ、桂男、百目、つらら女、夜雀、鉄鼠、
そろばんぼうず、雷獣、ダニエルの9名のみで、メフィストを除外させる、
もしくは倉ぼっこは移動用妖怪としてカウントされているのか判別できなかった為、両方表記しています。

 
悪魔くんの隣のクラスにいる自分のスクープ写真が週刊誌の一面を飾るのが夢なカメラ小僧。
服もカメラマンがよく着ているジャケットを着用、気合入ってます。あちこち嗅ぎ回っているのでよく悪魔に狙われる。
特ダネの為なら友情も無視。そのせいでかなり後まで悪魔くんらの正体を知らされていなかった。
知ってからも話したくてうずうずしている様子。どこまで彼の忍耐力が続くのか?!
しかし悪魔くんの代理出席をしたりと根は良い子。



 
悪魔くんの友人で、最初から悪魔の召喚実験に付き合っていた。カメラは持っていない。
最初は学生服を着ている。
「同級生におめえのこといいふらすぞ」とおどしてまで事件にかかわる。



 
山田真吾の友人。百目父の皮をかぶった月人に耳を切られたりした。(でも次の話ではしっかり両耳がある)
コーヒーやチョコレートを利用してのメフィストの扱い方は素晴らしく、山田くんよりも扱いが上手かった。
ノストラダムス版ではミカエルに一目ぼれして瞳に恋の炎が燃え盛っていた。
デートの相手を決めるだけで喜びのあまり失神したりと一番激しいリアクションをした純情少年。



 
度々事件に巻き込まれたり首を突っ込んで大変な目に遭ったりする山田真吾の友人。
他の情報屋達と違いぽっちゃり系で、メガネでも出っ歯でもないしカメラも携帯していない。
ちなみに家族も全員ふっくら系で、先祖にカマキリ仙人を封印した武士がいる。
学級新聞の為に記者会見の場に潜り込むド根性の持ち主で、真吾とどっこいどこいの身も蓋も無い辛辣な台詞をはく
シニカルキャラ。
しかし調子に乗りやすく、真吾に代わってメフィストを呼び出そうとしたり、行動をおこす時自ら隊長を宣言したりと
仕切りたがり。
しかし仕切りキングの真吾にいつのまにかリーダーの座を奪われているのが常だったりする。

(余禄)1、2話はトップ屋という名前で鈴木芳生さん(声は塩屋浩三さん)が演じられましたが、
3話から情報屋という名になり役者さんも塩屋浩三さんになりました。


 
情報屋母同様、第25話で突如過激な反抗期に入った息子に圧倒されるシーンで登場。
ネクタイにワイシャツ姿だったので自営業では無いようだが、息子がアレなのでもしかしたら報道関係者なのかも・・。
(あくまで推測。)



 
職業は分からないが、どうも自営業をしている様子。和服姿なのが時代を感じる。
何でも首をつっこみたがる性格の息子のおかげでいつも心配している姿で描かれている。
ノストラダムス版でも学校から帰ってきてから行方の分からなくなった息子の事で山田家に相談に来ていた。
いつ何時でも親に心配かけ通しですね、情報屋・・。



 
第24話「カマキリ仙人」にのみ登場。
情報屋をそのまま成長させたような大雑把ぶりと先走りぶりから遺伝子の力を克明に感じさせる人。
が、こう見えて実は先祖は偉い武家(本人談)。
先祖帰りを思わせるほどご先祖がソックリなのはとりあえず黙認するとして、そんな先祖に持つ人間としては
少々肝っ玉が小さく、復讐に燃えるカマキリ仙人に怯え、必要以上に挙動不審な行動を繰り返したりした。
しかしこの人の行動を逐一見るにつけ、情報屋はこの人の息子なんだなぁとつくづく感じてしまう。


 
第25話で荒れ狂う息子に当惑する姿で登場。母親連の中で一番若く見える。どことなく情報屋と似ているあたり、
ここも金無家同様似た者一家のようだ。



 
子供達が急にいなくなる事件が相次ぎ、情報屋も2、3日前から行方不明になっていたのを貧太母に相談する時に登場。
アニメ版とは似ても似つかない顔をしている。情報屋よりむしろ「バーゲスト」の回で登場した山田さん(メシアにあらず)に
似ている。
しかし親が登場するシーンというのはこんなシチュエーションばかり・・。



 
第24話「カマキリ仙人」にのみ登場。和装に割烹着な姿が時代を感じさせてくれます。
うっかり者度が高い夫とは違い、行動の端々からきびきびした印象が感じられ、
また、条件反射のように鼻の下を伸ばしてにじり寄る弟メフィストのスボンにアイロンを当てたりと非常に親切。
ちなみに情報屋家には君子というぽっちゃり系の可愛い妹がおり、しっかり者っぽいので恐らく母親似。


 
幽子の持つ魔力を反射・吸収する鏡。多分幽子専用。ちなみに初の獲物は歯痛殿下
メフィスト二世の魔力すらはじき返すわ透明魔人の姿を映し出すわ、果ては劇場版ではサタンを(一瞬)閉じ込めてしまった
恐るべきファイナルウエポン。
毎回可愛い声で「しょ〜まきょお〜っ」とやっているけど、改めて考えてみるともンのすごい力もってるのね、幽子



 
「どくろのトミーの巻」に登場。
アニメ版とは違い手鏡のような形をしているが、こちらも魔力吸収の力がある。
象人の鼻の穴に突っ込まれるという悲惨な使われ方をされてしまうが、所持者の幽子が恋のライバルの登場に
いっぱいいっぱいで、そんな事は構っていられるか状態だったのは幸なのか不幸なのか。
後で絶対泣くぞ。



 
世紀末大戦版で登場した鏡。正体は視鬼魅
(ややこしいですがこの鏡の形状はアニメ版のアニマムディの魔鏡と同じ。しかし町田が「これは照魔鏡じゃないか」と
言っていたので照魔鏡として紹介します。
なお「アニマムディの魔鏡」は別の形状で蛙男の武器として登場してます。)
全くの偶然からソロモンの笛を拾った町田が「ロソンに渡して大金持ちウハウハ」・「良心に基づいて松下一郎に返す」・
「いっそソロモンの笛を処分して気を楽にする」等々悶々としながらさ迷っていると辿りついた洞窟内に設置されていた鏡。
何故か手に触れる事が出来ないこの鏡を覗くと物欲の権化となった自分の姿が見え、
町田は「イスカリオのユダにはなりたくない!」と即刻松下に笛を返す事を決意した。
しかしこれだけ町田が葛藤しても松下本人は割とケロリとしていたのが気の毒。(蛙男は動揺しまくり)

 
第22話から登場。ラーの石を使用して24時間後の正午までにオシリスが不在の場合起動して大暴れするという、
古代エジプトが誇る防衛システム、もしくは忠犬ハチ公。
いかにも「ま゛ー!」と雄たけび上げそうな風貌をしているが、アニメ放送では無言の行のままだった。
劇場版ではサタンにそそのかされて世界中の霊魂を天空船ごとサタン王国百鬼城へご案内 しそうになった。
話し合いはする気なし。
こちらのスフィンクスはオシリスに仕えているという描写はないが、悪魔くんと魂で語らった際、
顔がツタンカーメン像になっていたのでスフィンクス=オシリスという解釈をしていいのかもしれない。



松下が本格的に千年王国建国の為に動き出した頃、突然うなり声を上げ動き出し、海上を時速30ノットで日本へ進行していた。
貸本版ではフィリピン沖付近まで進行していたが、松下死亡後、反転して元の場所に鎮座した。
結局何故動き出したのか、もしくは何らかの意思が動かしたのか等全ては分からずじまいだった。

千年王国版では東京に上陸してゴジラさながらの大暴れを行い、それを鎮圧する為という名目で松下は臨時東京都知事に
任命される。
そして実はスフィンクスはサタンの上司(?)で、千年王国壊滅をサタンに命じたのであった。
東京進撃の理由は、サタン入りダイヤを奪い返そうとしていた事が松下から説明される。
しかしサタンと共に帰還途中、サタンを米軍艦に置いてそのままエジプトに帰ってしまい、その後物語に登場せず。
貸本版では無言だったが、千年王国版ではカタカナながら言葉を発しており、更に口内に謎の生物がいる事も判明。
両バージョン共、登場は少ないものの、謎が謎を呼ぶ存在だった。

 
第20話に登場した冥界の守護神。
めったに地上に姿を現さず、埋れ木真吾の全精神力を込めた召喚でようやく姿を現したが、
ひょっこり人間界に出現していたのでかなりの気分屋だったりするのかも。
そのおかげで丁度崖から落下したヒロシを救う事が出来たのだから良しとすべきなのだが・・・。
ちなみに「セ」「ド」「ナ」「ぐあー」しかセリフがなかったが、それでもヒロシとは意思が通じる様子。
「偉大なる海の守護神」と言われており、グラウコスからも、自分の太平洋支配の邪魔になると言っていたので
かなり高位な存在と思われるが、どう見てもごく普通の海坊主としか・・。(バチ当たり)
しかし通り名に恥じない実力の持ち主で、グラウコスの津波攻撃を津波一飲み+倍返しにして余裕の勝利を手にし、
人食い珊瑚に囚われていたヒロシの父達の魂と共に冥界へ帰っていった。

 
第36話に登場した奥軽井沢に突如開催されたロソンコンツェルン主催の博覧会。
文字通り世界の不思議をテーマとした建物が立ち並び、入場すればもれなく美人のコンパニオンと蛙風味の添乗員が
お出迎えしてくれ、レッドスネークカモーン的なインド風ターバン男、人間火炎放射器になれる薬を作る老婆、
果ては人智を超越する手品を披露するジェントルな男がいたりとそこらのテーマパークでは味わえない
パビリオンが目白押し。
しかしそれは表向きの姿で、入場者を次々と蛙人間化して日本を征服するというゴモリーの陰謀渦巻く恐怖の博覧会だった。
そうとは知らない埋れ木父も、立派な蛙人となってしまった。
6話のツタンガーメンの遊園地乗っ取りといい、密かにテーマパークが黒悪魔内で流行っているのだろうか。
結局支配者であったゴモリーが退けられたその日に即閉館になったが、開催までの工事経費等々の損益を考えると
もうちょっと開催し続けても良かったのではないでしょうかロソン会長。

 
悪魔くんの担当教師。「ザマス」的メガネをかけた一見恐そうな女史先生だが、
生徒が行方不明になると懸命に探したり、遅刻早退の多い生徒の為に林間学校で特別授業を行ったりとけっこう生徒思い。
酔うとセクシー教師に変身(笑)ひそかに海外旅行に憧れている。



 
悪魔くんの担当の先生だが、なんとなく埋れ木母の面影が・・・と思ったら髪型が似ていた。納得。
いつもワンピースにネックレスというスタイルで、常に眉を吊り上げていてちょっと厳しそうな感じ。



 
松下一郎が父親の命令と一時の蓑隠れの兼用で入った第一小学校の担当教師。
千年王国版では容赦のない男・松下の頬をつねった為耳を千切り取られる過剰気味の報復をされる。
が、後に松下の演説に感動しシンパにはいる。 しかし、このクラスは松下がいるわキリヒトがいるわで
なかなか壮絶な生徒が紛れている。



 
山田真吾の担当教師。いきなり百目が学校にやって来ても全く動揺せず 授業をする。
特に初登場時の百目は「これぞ妖怪」という容姿なのにまったく素の反応な上、給食費を請求しているのがすごい。
ノストラダムス版ではミカエルの魅(魔?)力にまいってえこひいき。ロリ教師疑惑発生(嘘)。

  
よどんだ水を好む為裏山の古池に潜んでいた。ガハハ三人組と手を組んでサシペレレを襲い、
悪魔くんを抹殺しようとした。本人曰く「カッパじゃないわい!」だが、
姿形といい、頭の皿が弱点といいどうみてもカッパだ。

  
第3話から登場の第九使徒。インド出身の大食い悪魔。
「体重移動魔法」「鼻息魔力」等見たまんま的魔力を使う。重そうだがけっこうよく吹っ飛ぶ。
三千年程前、あまりの大食いの為高僧に壷に封印されてしまったという黒悪魔スレスレの経歴を持つ。
その後、インドにしばしの平和が訪れていたが、キリヒト父が偶然壷を発掘し、封印を解かれる。
そしてそのままキリヒト父にとり憑き日本へ行き、(水を)飲む・食う・寝る(強烈なイビキ付)と悪行三昧を行った。
これだけしても十二使徒であるのは事実。それでいいのか十二使徒
それにしても、封印を解かれた際「ご主人様=(悪魔くん)」を探そうとしていたらしいのだが、
何処から見ても欲望三昧の生活を満喫していたようにしか見えなかった。
その後はちゃんと十二使徒としての役目を果たしていたのだが、最終話で過去の悪癖はなかなか直らない事を証明していた。


 
第1話から登場。
どくろのトミーの胃袋に鼻をつっこんだり鼻から水(・・・鼻水?)を出したり鼻芸に秀でている。

  
悪魔くんの必須アイテムその1。卒業試験をクリアし悪魔くんと認められた際、ファウスト博士から授けられる。
十二使徒に言う事をきかせる事が出来るが、他の悪魔には効かないようだ。相手の心に直接訴えかけたり、見えない学校
浮上させたり、六芒星を発動させたり、悪魔くんにしか使用できないロック機能が付いていたりとと他作品の追随を許さない
付加価値がついている。ピンチになったら笛を吹け!
しかし、ソロモンの笛を一時失っていても十二使徒は裏切らなかった。友情に乾杯。
悪魔くんは第1話より入浴時ですら肌身離さず手放さなかったが、究極の六芒星を得る為に真の勇気を見せるようソロモン王に
言われ、その証明としてソロモンの笛を時空の穴へ投げ込んだ。
しかし、悪魔くんの勇気に正当な持ち主と認めたソロモンの笛は、再び悪魔くんの手元に戻ってきた。
東嶽大帝を倒した後、ファウスト博士へ返還された。観光名所状態になった見えない学校の一室に展覧されているのかも
しれない。



 
呼び出した悪魔(メフィスト二世) に言う事をきかせる為ファウスト博士がくれる笛。
基本的性能はアニメ版と同じだが、魔王子も吹けたので、どうも誰でも吹けるようだ。笛を吹くと十二使徒の頭から煙が出る。
こちらのウリは笛に付いているソロモン玉で即席魔法陣が作れる事。オカリナタイプ。
音符がでているのでメロディがあるようだ。
なお、旧式ソロモンの笛(横笛タイプ)というもう一つのソロモンの笛も登場する。
こちらは基本的にメフィスト老に対して効果があるらしい。



 
呼び出した悪魔に言う事をきかせる事が出来る笛。
ファウスト博士から譲られたが、八仙人に命令されたフランネールにどさくさに紛れて奪われる。
貸本版ではこのまま盗られっぱなしだったが、千年王国版では 張果老を人質に取り返す。
松下死後は蛙男が大切に保管しており、世紀末大戦版で再び登場。
しかし松下は天上界でソロモンの笛が無くても平気な程修行を積んだので、それ程重要視されていなかったのが哀れ。
が、ロソンを呼ぶ為の電話代わりにしたり、口答えを封じたり、弱音器を取り付けてアンドリアスを撃破したりと
本来の使用法以外で結構多用していた。
形態は横笛タイプで悪魔文字(?)のペインティングがおしゃれ。音色はピィーッと警笛風。
穴に指を置いても音色が変わらない。 大抵蛙男が笛吹き役でそこまで悪魔が嫌いか、という位しつこく吹いていた。



 
ファウスト博士から譲られた呼び出した悪魔(メフィスト)に言う事をきかせる事が出来る笛。山田くんは情容赦なく吹く。
誰でも吹けるのだが、正しく使えるのは悪魔くんのみらしい。・・・あれが正しい使い方なら百目も正しく使っていると思うが。
第1話では縦笛だったが、それ以降はオカリナタイプになり更にノストラダムス版では横笛、と一番変化に飛んでいた。
音色も「ピーコロロロ」「ピィーッ」「プオー」「ブー」と様々。



 
呼び出した悪魔に言う事をきかせられる悪魔戦慄の一品。ファウスト博士から山田真吾へ受け継がれた。
岩っぽい材質で微妙に巨大。
コレの為にメフィストはほぼ毎回頭から煙を出してもがき苦しむ様をお茶の間に披露する事になり、
ポ〜ポ〜ポッポッポというメロディーとメフィストの断末魔の不調和音は定番のBGMとなる。
これを吹く時真吾は大抵まっさら無垢な顔をしている所がタチが悪いというか何というか…。
ちなみに妖怪だろうが真吾の妹だろうが誰が吹いてもバッチリ効果を発揮。
しかしメフィスト兄弟、特に兄メフィストは『コレがあるから仕方なしに力貸してやってるんだ』というポーズを取っている節が
あり、現に第7話でせっかく奪ったソロモンの笛を真吾に返している。素直じゃないのね。
なぜか最終話では吹く事ができなかったが、その理由は解明されず。


 
第21話に登場した生きながら地獄の苦しみを永遠に味わうというピクシーも裸足で逃げ出す恐怖の毒薬。
効力にふさわしい毒々しい紫色をしているが、百目は一言「グレープジュースだモン!」・・・百目・・・。
悪魔界でもマニアックな毒薬らしいがヨナルデの所持していた辞典に解毒薬が載っていた。
なぜか発火性。そんなもの飲めません。
しかし魔女ヘドラに背けばこれを飲まなければいけない契約を交わしているこうもり猫は己の意思に反して一滴飲み、
結果放送コードギリギリな事になってしまった。
++ た行 ++

 
第39話に登場。海底に沈んだシバの神殿の守護神。基本的に聞く耳は持たない。
普段は石像の姿だが、シバの神殿に侵入した者が現れると眠りから覚め、問答無用で攻撃を開始する。
魔力を使い果たした十二使徒ソロモンの笛を自ら放棄した悪魔くん達に襲い掛かったが、
間一髪悪魔くんを正式な継承者と認めたソロモンの笛と究極の六芒星の力で再び眠りにつく。



 
第10話に登場。
シバの神殿前に無造作に置かれている聖なる泉の水が汚されると地割れと共にド派手に登場する。
ものすごい寸づまりな体形だが、その二頭身から繰り出される一撃は神殿の柱を一撃で打ち砕き、
ビームは分厚い壁も跡形なく破壊するほど。
(守護神が神殿破壊してどうするという意見は黙殺)
兄メフィストが悪魔の掟を破って破壊したが、その結果、兄メフィストは悪魔警察に連行され、監獄行きになってしまう。
しかし、ポツーンと公園の噴水の如く適当におかれているのに、水を飲んだりマントの火を消そうとしたりするだけで神殿を
破壊しつつ問答無用に攻撃されるというのは割に合わなさ過ぎる。

 
第17話より登場。アニマムディの魔鏡を求めて世界中をさまよっていたが、遂に「天狗の寝所」内で発見。
その時視鬼魅の無差別メッセージを聞き、自分がメシアであると一人合点してしまう。
後半のキレ具合と空中を座禅して飛び回る怪僧っぷりがなかなか味わい深かったが、視鬼魅に魔力を全て奪われ
シワシワヨボヨボの老人にされる。
元々世界の王になる為にアニマムディの魔鏡を探していたのだから全然善人ではないのだが、
のぼせてしまった理由が魔州一人の責任ではないあたり哀れだ。
しかもその後「もう一度修行に励むが良い!」といわれるが、そんな元気はなさそうだ。



 
世紀末大戦版で登場。隠言宗大管長で名前は山本(さんもと)魔州。
悪趣味の極みの様式の総本山を持ち、呪殺のサイドビジネスも行っている。
顧客は首相や大会社会長などやはりビックな人間が多い。
変身した灰怒羅を見て「なかなかセクシーじゃな」とヒヒ爺な発言をしたりも。
自分こそがこの世紀末のメシアなのだ、と一人悦に入っているが、蛙男らからすれば小物なのだそうだ。
確かに松下父を脅して松下一郎を抹殺しようとするなど、スケールが小さい策略が多いような感じがする。
だから灰怒羅にあっさり見切りをつけられたのだろうか?

  
埋れ木家に以前いた番犬の名前。だいぶ前に死んでしまったらしい。
最初はタロウの犬小屋が百目の住まいだった。

 
悪魔くんの必須アイテムその2。
ファウスト博士から貰った魔界のタロットカードは未来を占う事はもちろん、敵を攻撃する事もできるし、
「火」のカードなら炎を出す事もできるまさしく魔法のカード。
十二使徒探しの羅針盤となった。ほとんど百発百中だが、タロットカード故、はっきりと明記されない。
たまにこうもり猫百目によって占い妨害される。
ちなみに元は普通のタロットカードで魔法陣の番号を占っていた。



 
魔王子に「タロット手裏剣」として投げつけた。(あっさりかわされたけど。)
類似品として「魔力 タロットガード」というものがある。

 
第21話より登場したこうもり猫の子分株。
名前からも想定できるように小さなこうもりだが、恋人を助ける為単身見えない学校に助けを求めにくる愛の悪魔。
ヘドラに捕まったり気球魔人のごほうびにされそうになったりとカップル揃って高確率で捕まり役を演じていたが、
その後見えない学校に避難。ガハハ三人組と仲良く食事をする微笑ましいの(?)光景が見れる。

  
第6話に登場した古代魔法界最大の大物。ちょっと体格が人類の規格外。
3000年前に死亡したが、自分の死後一万年後に悪魔くんが誕生する事を予言し、
悪魔くんの血を使って復活しようとした。カーを使い自分の元におびき出したが、
メフィスト二世の「死出のメロディー」によって冥界に送り返された。



 
悪魔くんの類まれなる頭脳手に入れ、その知をもってして世界を征服しようと復活する。
そして山田市を空間封鎖し、住民を人間ピラミッドにして異変を知った悪魔くんがやってくるよう罠をはった。
後一歩で頭脳をゲット、という所で死出のメロディーをたっぷり聞かせられKO。

  
第15話に登場した妖精界の女王。
遥か昔は人間と共存していたが、人間達が争いばかりするのを嫌い、眠りについた。少々潔癖症のようだ。
悪魔くん達がクエレブレに襲われピンチに陥った際、長い眠りから目覚める。
「生きとし生けるものの命は皆尊い」とトドメを刺すのを止めさせたが、バッチリ自分自身で封印。
受けた遺恨はきっちり返す主義のようだ。その後、寝起き直後に無理をしたせいで瀕死になるが、悪魔くんの力を借り、
再び眠りにつく。

 
昔は神に仕えていたが次第に慢心し、四界の完全支配の野望を持つまでにいたった悪魔くん最大の敵。
最初はその存在すら知られない程徹底した隠密活動をしていた為、暗闇でただ笑っているだけの存在だったが、
力を増してくる悪魔くんたちを無視できなくなり最後は賞金まで賭けるが失敗が続き、最終的に自らの手で抹殺を試みるも、
究極の六芒星の前に破れ宇宙の塵となった。



 
魔界の帝王として登場。魔王子を創ってソロモンの笛見えない学校を奪おうとしたりと芸が細かい。
正体は一万年前に初代悪魔くんに仕えていた召使ムラーゴ。大陸も国も全てが一つだった一万年前の時代と同じ世界を
築こうとした為、現在では「悪」なってしまった。何だか考えさせられる話だ。

 
第32話に登場した女性問題研究家。人前に登場する時は、なぜか謎のポーズをとる。
強烈な厚化粧に毛皮にフェミニストらしくズボンという今のご時世ならクレームが来そうな容姿をしている。
「女性の女性達よ、もっと自由に、もっと強くなって、男達に不平不満を爆発させるのです!」と、
思い切り女性からの風が吹きまくっている理論をぶちかましているが、実は透明魔人という悪魔。
アムリタ時には右目を覆い隠す逆鬼太郎ヘアーをしているが、髪を上げれば透明魔人の顔をしている。
魔女誕生の儀式を行い、人間の女性を魔女にする事ができる。
その特技(?)を活かすため女性問題研究家になっているのだろうか。
埋れ木母エツ子先生貧太母キリヒト母に魔女の道具を渡し、魔女になるようそそのかす。
なぜ情報屋母をハブにしたのかは不明。
透明魔人の名の通り、透明になる事ができ、透明時はメフィスト二世の魔力すら無効化する。
しかし低次元な悪口を言う豆ユーレイをボコボコにする煽り耐性の無さで幽子照魔鏡の光に照らされ、
最後にはメフィスト二世の死出のメロディーで倒される。
その際、魔女になった人間は元には戻らないと嘯いていたが、悪魔くんの白魔法の力であっさり人間に戻った。
ちょっと恥ずかしい。
ちなみに魔女の儀式を見守る妖婆もいたのだが、透明魔人が倒された後どうなったのだろうか・・・。

 
ファウスト博士が集めた第十使徒。綺麗な顔をしてるが十二使徒の中でもメフィスト二世にひけを取らない攻撃頭。
最初は魔力 ハリケーンだったが、第4話でピンクハリケーンに進化し、第26話で更に攻撃力がアップした。
そして、十二使徒中唯一一人で四天王の一人を倒したという輝かしい戦歴を持っている。
そこはかとなく贔屓の香りがするが、鳥乙女だから問題なし。
正義感が強く、たまに「〜だね」と姐さん口調になる頼りがいのあるお姉様。というか実際に頼られてる。
少々気が強いのが玉にキズ?だが、こうもり猫とよく夫婦漫才をしている。
彼女はペルーのナスカ高原出身だが、実はイースター島の鳥人悪魔族の母と人間の父をもつハーフ。
許されない恋をした母親は翼を奪われナスカ高原に追放され、鳥乙女を生んだ直後に死亡、
父もまた後を追うように熱病で・・・とこれだけで一つの話ができる位の重い出生の秘密を持っている。



 
最初は何故か登場せず、途中参加。イースター島のモアイさんという仲間がいる。笑い声は「オホホホ」とお嬢様風。

 
第26話のアンドレアルの回想に登場した鳥乙女の父親。
イースター島で行われる鳥人祭でウミツバメの卵を持ち帰り一歩神に近づいた人間で、言うまでもなくハンサム。
ある嵐の去った日に浜辺に打ち上げられた鳥乙女母を助け、やがて恋に落ちたがマケマケにより引き離されてしまう。
鳥乙女母が死亡した後、その後を追うように病死。
この二人の話は伝説となってイースター島に伝わっている。


 
第26話登場。嵐の後、イースター島に流れ着いた鳥人悪魔族の娘。娘に似て美人。
鳥人悪魔族の掟に逆らい人間と愛し合ってしまった為、翼を奪われナスカ高原まで飛ばされ、鳥乙女を産んだ後死亡。
アンドレアルの計らいで同じ墓に埋葬される。
ナスカの地上絵は彼女が『翼さえあれば鳥乙女の父の元へ戻れるのに』という思いで描いたもの。
ちょっと強引だけど、泣かせる話です。


 
第31話登場。元は「〜アル」とコテコテのしゃべりをするだけの善良な白悪魔だったが大口童子に良心を食べられ凶悪化し、
町内の人間の良心を取り去り東嶽大帝の信者にしてしまう。
超能力で人を動かす事が出来、大口童子の胃を暴れさせていたが、大丈夫なのか?
悪魔大使になろうともくろんでいたが、その説明が「人間界を東嶽大帝に代わって治める」・・・大使ってそんなに偉かった?



 
東嶽大帝の部下。 実は死人で子鬼の「うそぶき」を使って死人を復活させ悪魔くんの町を死人だらけにした。
町を救う為ソロモンの笛メフィスト二世を要求、奪取したかなりの強敵だったが、
目玉椰子に生きたまま目玉椰子にされるという悲惨な最後を遂げる。
所で悪魔くんのクラスに転校してきたという事は小学5年生・・・?


辞典目次に戻る